レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」が盗作疑惑で訴訟へ

ロック史上最高の名曲として知られる「天国への階段」(Stairway To Heaven) が盗作疑惑で英国ロックバンドのレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)を相手に米フィラデルフィア州の弁護士が訴訟準備をしていることが分かった、、、
AFPの5月20日の取材によると弁護士フランシス・アレクサンダー・マロフィー氏は、ビジネス誌ブルームバーグ・ビジネスウィークで報じられた訴訟準備について事実であることを認めました。
その訴訟の内容は、レッド・ ツェッペリンの楽曲「天国への階段」のイントロ部分が米国ロサンゼルスのサイケデリックバンド「スピリット」(Spirit)が1968年に作曲した楽曲「Taurus」を盗用したと主張するものです。
Taurus- Spirit
スピリット創設メンバーのベースを務めていたマーク・アンデス氏と既に死去しているギタリストのランディ・カリフォルニアの印税管理団体が原告となっている。
過去にレッド・ツェッペリンとスピリットは、1969年の米国ツアーでステージを一緒にしたことがあります。
また、レッド・ツェッペリンのギタリストのジミー・ペイジが「天国への階段」を1970年に英国ウエールズのコテージで作曲したことが知られており、楽曲の制作時期より先に両者は、遭遇しているのが分かります。
各人の主観にもよりますがスピリットの「Taurus」を聞いてみて思ったことは、確かにイントロのフィーリングは近いものがありますが、「天国への階段」のイメージとは随分掛離れた印象を受けました。
Stairway to Heaven (天国への階段)
ブルーバーグによると「天国への階段」の収益は、2008年までに5億6200万ドル(約570億円)を稼ぎだしているという。
今後の訴訟の行方に目が離せません。
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